化粧下地はタイプによって使う量も変わる
化粧下地を使う理由は、ファンデーションを塗る前に肌につけることで、普段何気なく肌に受けている、例えば、紫外線の刺激から、あるいは乾燥、毛穴の目立ち等から、守ることができることです。
下地は人によって、しなくてもよいと考えている人が意外といますが、正しい使い方や量を知ることで、もっと魅力的な化粧法が実現できます。
さらに、汗やほこりでファンデーションが浮き出たり、化粧崩れをしにくくしますので、塗っているほうが安心して過ごすことができます。
化粧下地には、いくつかのタイプがありますので、それぞれの肌質や季節の変化に従って選ぶようにしましょう。 また、タイプによって、使う量も変わってきます。
タイプは、チューブ、クリーム、乳液タイプがありますが、チューブとクリームは、指先に出してみて、その上にパール1粒分が目安となります。
乳液タイプのものは、適量は1円硬貨くらいの大きさに手のひらに出して、少しずつ顔全体に馴染ませて、どのタイプのものも、うすく塗るようにします。
塗り方は、少しずつ指先で顔全体に伸ばしてゆくようにします。 ほおから、額、そして鼻とあごへと少しずつぬってゆき、顔に馴染ませてゆきます。
注意するのは、あまり塗り過ぎないようにすることです。 塗ってゆくうちに、肌に手であててみて、すっと肌につく感じであれば、ちょうどよい量で肌に馴染んでいます。
しかし、手のひらをあててみて、なんとなくべとついたりした場合は、量が多めなのかもしれません。 その場合は、ファンデーションをつけた時に、逆に化粧崩れやムラになったりすることもあります。
ただし、もしつけすぎてしまったら、ティッシュペーパーで少し抑えるようにしましょう。 それで、肌についてしまった化粧下地が取れますので、少したってから、ファンデーションをつけてみましょう。