化粧下地は冷蔵庫で保管してもいいの？
メイク崩れが気になる暑い季節、少しでも化粧を崩れないように対策を立てておきたいものですが、どういったことに気をつけるといいのでしょう。
よく、化粧水や化粧下地などを冷蔵庫で冷やしておくといいという話も聞きますが、これは本当に良いことなのでしょうか？
気になる「化粧下地の冷蔵庫保存」について少し見ていくことにしましょう。 どんな理屈から言われていることなのか、気になるポイントを解説します。
結論から言うと、コスメグッズを冷やしておくと化粧崩れが起きにくいというのは本当のことで、夏場などにはこの方法はとても活躍してくれます。
ですがそれはしっかりとポイントを押さえていたらの話で、ただ何でも感でも冷やせばいいというわけではなく、下手をするとコスメグッズをダメにしてしまいます。
気になるポイントについてですが、冷蔵庫で保管してもいいものは化粧水や乳液、美容液に化粧下地にファンデーションなど…リキッドタイプのものに限ります。 ジェルやクリーム状のものなどは間違っても入れてしまわないように注意してください。
もともとコスメグッズは常温で保管するものですし、冷蔵庫からの出し入れによる温度変化が原因となって品質が低下してしまうことも考えられます。
クリームやゲル、乳液などは分子してしまう可能性もありますから、基本コスメグッズは直射日光が当たらない常温の場所に保管しておくのがベストとされています。
ですが、暑い季節など汗をかいてしまう場合は、メイクをしていく工程で汗をかかないようにすることが化粧持ちにそのまま繋がりますので、リキッドタイプのものを冷やしておくと結果的に化粧が長持ちしてくれるようになるのです。
洗顔後にしっかりと冷えた化粧水を浸透させ、乳液や美容液も同じように浸透させていく、化粧下地もムラなくたたいてファンデーションを薄く乗せる。 この１つ１つの手順を丁寧に行えば夏の化粧崩れを改善することができますよ。
また、この１つ１つの工程に３〜５分程度の時間をかけながら行うとより効果的です。 肌に化粧水や乳液が馴染みきらないうちに次に工程に移ってしまうと、肌の上でいろいろなものが混ざって汚くなってしまうので注意しましょう。