化粧下地を使う重要性について考える
スキンケアの後、ファンデーションの前に化粧下地を塗るのは面倒と考える人がいるようです。
ベタつきが嫌、必要性を感じないなど理由はそれぞれで違います。
しかし、下地を使うとメイクがどのように変わるのか考えてみてはいかがでしょうか。 改めて下地の重要性に気がつくかもしれません。
化粧下地は、次に使用するファンデーションを肌に綺麗に密着させる働きがあります。 スキンケアの直後にファンデーションを肌に乗せると、メイク直後なら綺麗な仕上がりに見えるでしょう。 ですが、そのままで一日持つ人は極少数になります。
肌に直接ファンデーションを塗ると、やがて汗や皮脂とファンデーションが混ざります。 ファンデーションが次第によれて、メイクの手直しが必要となります。 ファンデーションが崩れるということは、当然その上に乗せたチークやアイメイクも悪影響を受けます。
化粧下地を塗っておけば、肌とファンデーションの間に下地が入り込みます。 汗や皮脂を抑え、また下地の中に取り込みファンデーションへの影響を最小限にしてくれるのです。
休日の外出予定がない日に、顔半分に下地を塗り、もう半分は塗らずに一日過ごしてみましょう。 メイク崩れの違いと下地の重要性がよくわかりますよ。
また、化粧下地には肌を保護してくれるという作用があります。 スキンケアの直後にファンデーションを塗ると、メイクが毛穴に入り込んでしまうことはありませんか。
下地で毛穴落ちを防ぐのは見た目だけの問題ではありません。 メイクが毛穴に入り込み、肌トラブルの原因となるのを防いでくれるのです。 さらに下地をしっかりしておけば、ファンデーションは薄塗りで問題ないという利点があります。
肌のカバーを下地で終えているため、ファンデーションは仕上げ程度に軽くつければいいのです。 下地の次はフェイスパウダーだけで済ませてしまう人もいますね。
クレンジングの際にも、下地があれば落としやすくなります。 強すぎるクレンジングが不要となるので、肌を傷める心配が減少しますね。
肌を直接的に保護するだけでなく、保湿成分の高いものやUVカット効果がある化粧下地もあります。 使い慣れてくるほどに、重要性が増していくのが下地なのです。