化粧下地を塗る際にポロポロ剥がれる理由
化粧下地を塗る際に、なぜか垢のようなポロポロとしたものが剥がれてきませんか。
これにはいくつかの原因が考えられます。
まず、下地の量が多すぎないかチェックしましょう。
化粧下地は薄く均一に塗っていくのが基本となります。 ですが、あまり多くの量を塗ろうとすると下地溜まりができてしまいます。 この部分は伸ばそうとするだけでポロポロと剥がれてしまいやすいんですよ。
下地をゆっくり塗りすぎるという理由も考えられます。 特に乾きの早いタイプの化粧下地は、すぐに肌の上で馴染みます。 馴染んだ後を指で擦ると、ポロポロとせっかく落ち着いた下地が剥がれてきてしまうのです。
自分の塗る速度を上げる、または塗る速度に合わせた下地を選ぶよう心がけてみてください。 スキンケアや日焼け止め、化粧下地の成分が原因になっているのかもしれません。 特にジェル状のものを利用している人はチェックしてくださいね。
カルボマーが配合されていると、皮脂等に含まれる塩分などによって剥がれやすくなります。 配合されていないものに変えるだけで出なくなるかもしれませんよ。
カルボマーは、それ自体がポロポロの塊になりやすい成分です。 試しに配合された化粧品少量を指に取って擦り合わせてみてください。 剥がれてくるものに似たものができてきませんか。
カルボマー以外でも、ポロポロの原因になるような成分はあるようです。 キサンタンガムやヒアルロン酸、ピーリング成分など注意してみてください。 自分の使う化粧品について、成分は普段からチェックしておきましょう。 トラブル時の原因解明に役立ちますよ。
成分そのものに詳しくなくても、トラブル時には原因を探す手段が存在します。 まずトラブル発生前後で変えたアイテムがないか振り返ってみてください。 あれば、そこに原因があると考えられるでしょう。
特に変更したものがない場合は、使い方やタイミングを変えたアイテムを探します。 どちらも心当たりがないなら、肌の状態が変わったせいで発生しているのかもしれません。
特に季節の変わり目は、肌が環境の変化について行けずトラブルが出やすくなります。 普段以上に丁寧なスキンケアを心がけて、肌側の原因を取り除いてあげてください。