スポンジで手早く綺麗に化粧下地を塗る
化粧下地を塗るときは、手の平や指を使う人が多いのではないでしょうか。
実際、十分綺麗に塗れるので問題ない場合が多いでしょう。
でも試しに一度スポンジを使ってみてください。
綺麗にムラなく塗れる上に、手があまり汚れないので次の作業に取りかかりやすいんですよ。
化粧下地を塗るのに使う場合は、できるだけキメが細かいものを選んでください。 キメによって肌触りが全く異なります。 細やかなものは顔に当てたときに心地よさを感じられますよ。
またキメが細かいほど下地が綺麗に伸びるというのも大事なポイントですね。 指で塗るとき以上の伸びが感じられてこそ、道具を使う意味があります。
形は、角がある三角や長方形などを選んでください。 角があれば目の際や小鼻といった細かな場所を塗るのに使いやすくなります。 丸いものを使うのでしたら、折り曲げて角を作るようにする必要があります。 また厚手のものを選ぶと余分な力が入らないので塗りやすいですよ。
大きな直方体のスポンジを買ってきて自分で切ってもいいでしょう。 比較的安く購入できるので、傷んだら気軽に交換できます。 自分の使いやすいサイズに切ればいいので、手に合うものを探さなくてもいいですね。
つけすぎを防ぐために、化粧下地はいったん手の甲に乗せてからスポンジに移します。 そして額や頬、鼻、顎に少しずつつけてから顔全体に馴染ませていきます。 顔の上で擦らずに、ポンポンと押し込むようにしていけば指よりずっと肌馴染みが早いですよ。
スポンジを使えば、下地やスキンケアによる余分な水分や油分が吸収されていきます。 一度肌で伸ばした後に、綺麗なものに取り替えてもう一度顔全体に馴染ませると落ち着きがよくなります。
化粧下地を指でつけている人も、仕上げに軽く何もつけていないで馴染ませてみてください。 いつも以上に下地や次のベースメイクのノリがよくなるのでお勧めの方法です。
メイクが終了したら、スポンジを毎回必ず洗うように心がけてください。 メイクや皮脂がついたままで放置するとすぐに雑菌が繁殖するので、肌によくない影響が出る怖れがあります。 そのまま使うと化粧下地もムラが出やすくなるので、せっかくの便利な道具がもったいないですよ。