敏感肌の人には低刺激の化粧下地を
敏感肌は、外部からの刺激によってすぐに肌の状態が悪くなります。
だから化粧下地をしないという人がいますが、それは間違いです。
むしろ下地をしっかりつけて肌を紫外線や乾燥、メイクなどから守ってあげてください。
まずは保湿成分が配合されているのかチェックしましょう。 敏感肌の人は特に、乾燥のために肌のバリア機能が低下している可能性があります。 保湿成分によって少しでも乾燥から肌を回復させてあげるのです。
スキンケアだけでなく、メイクにとりかかってからも保湿は大事と考えておきましょう。 乾燥しやすくなる環境から少しでも肌を遠ざけるのは大事な工夫ですよ。
またUVカット対策がなされているかチェックしましょう。 敏感肌は、紫外線によってさらに肌のバリア機能が破壊される心配があります。 保湿だけでなく、十分な紫外線対策も必要となってくるのです。
ただし、あまりUVカット効果が高いものも心配ですね。 特に紫外線吸収剤には注意したいところでしょう。 紫外線を化学的に分解してくれる紫外線吸収剤は、肌への刺激になる場合があります。 敏感肌としては避けたい要素かもしれません。
UVカット効果がある一方で、低刺激を求めるとなると紫外線散乱剤配合が考えられます。 紫外線吸収剤に比べて刺激は少ないですが、それでも念のためパッチテストを行ってくださいね。
敏感肌の人は特に、顔に赤みがでやすい、すぐにくすむといった悩みを持っています。 肌の悩みに応じた低刺激の下地を使ってあげれば補正ができます。
化粧下地の中には肌色の調整ができるコントロールカラーがあります。 通常色のものを使うだけでも、軽い色補正はできますね。 赤みが気になるなら、ブルー、グリーン、イエローなどの色を使うといいでしょう。
肌の色に合うカラーを使えば赤みを隠して綺麗な素肌にできます。 くすみが出ているときには、イエロー、オレンジ、グリーン、ラベンダーなどがあります。
低刺激のコントロールカラーも販売されているので、自分には使えないと悩む必要はありません。 うまく化粧下地と付き合って、敏感肌に発生しやすい肌トラブルをカバーしてあげましょう。 もちろんスキンケアで肌を少しでも丈夫にする工夫をした上でのことですよ。