ワセリンを化粧下地に使うのが不安な人へ|化粧下地の口コミランキング

ワセリンを化粧下地に使うのが不安な人へ

医薬品としても使われているワセリンを化粧下地に使う人がいますね。 ですが油焼けしないかと心配されることがあるようです。 実際、下地として使っても大丈夫なものでしょうか。

 

現在主に販売されているのは白色ワセリンと呼ばれるものです。 原材料は実は石油で、石油や重油の廃棄物の有効活用研究によって開発されたという経緯があります。

 

開発された当初のものは黄色ワセリンと呼ばれるものでした。 二十世紀初頭までの時代では精製技術が今ほど進んでおらず、不純物が混ざっていたからです。 ですから、空気や紫外線の影響で品質が悪化するという問題を抱えていました。

 

変質すると肌へ刺激を与えるような物質になる怖れがあります。 実際、シミや黒ずみといった色素沈着を引き起こしていたようです。 この時代の製品であれば、不純物のせいで油焼けを起こしたかもしれませんね。

 

しかし、現在販売されている白色ワセリンは、不純物が取り除かれています。 精製技術が進歩したために、百パーセントに近いレベルで精製できるようになりました。

 

品質のおかげで医薬品としての安定性があり、副作用を起こす危険性が少ないことで有名なんですよ。 ですから実際に、肌や唇に塗るためのスキンケア用品の基材としても使われています。

 

スキンケア用品を見ると、ミネラルオイルといった名前の成分が使用されていませんか。 これは石油を原材料とした鉱物油を意味しているんですよ。

 

純度が高いものであれば、紫外線に当たっても昔のように変質したりはしません。 化粧下地に使ったとしても油焼けの原因にはならないので安心してください。

 

だからと言って、ワセリンだって何日もつけておいて大丈夫というものではありません。 通常の化粧下地と同様、帰宅したらクレンジングで落としてあげてください。

 

また品質が向上しても開封後何年も置いておくのは論外です。 使用期限が切れたものを使用しないようにしてください。 かつ開封後はスキンケア用品と同程度の一年程度が期限だと考えましょう。

 

ミネラルオイル全般に肌が合わない人が時々いるようです。 肌に塗ってすぐのベタベタとした感触が嫌なので使いたくないという場合もありますね。 無理に使わず、自分の肌に合う化粧下地を見つけてください。