メイクが浮く感覚と化粧下地による工夫
せっかくメイクをしても、時間がたつと浮き上がってはきませんか。
浮いてしまうと、自然な感じのメイクをしても顔に乗せましたという感覚になります。
落ち着かないですし、軽いメイク直しでどうにかなるものではありません。 最悪、ベースメイクから全て丁寧に直さないといけなくなります。 多少のくすみでは、このような浮く感覚にはなりません。 朝の状態を一日保つためには、化粧下地の働きが大きいんですよ。
メイクが浮く感覚が発生するのは、ベースメイクが肌に馴染んでいないからです。 馴染んでいないから、肌の上で離れてしまいメイクを乗せたような感覚になります。 メイクは全て肌に馴染ませることで自然な様子になるんですね。
メイクを肌に馴染ませるためには、何より乾燥が敵となります。 下地が乾燥していると、ファンデーションの成分が化粧下地の成分とうまく馴染みません。
ファンデーションと肌の間を取り持つ下地の役割が果たせず、両者が離れてしまうのです。 これではメイクが浮くのも仕方ありませんね。
スキンケアでしっかり水分を補給した上で、化粧下地も保湿成分が入ったものを選んでみてください。 スキンケアの後、下地の後でそれぞれ軽く肌に馴染むのを待つ時間も必要です。 時間がないからとあわてて次のアイテムを乗せてしまったら、メイクが浮く原因となります。
また化粧下地の段階でも浮いてしまうような感覚があるなら、下地の選択や乗せ方が間違っています。 まず色をきちんと選ぶように心がけてください。
シミのように少し暗めのトーンを使って周囲に溶け込ませるようなカバーがいい場合があります。 クマであれば、明るいカラーを使ってうまく飛ばすといいでしょう。
周囲の肌の色とのコントラストを考えて、凸部分なのに暗めの色を選ぶとその部分が沈みます。 凹部分に明るい色を乗せると、浮く感覚が出て目立ってしまうのです。 とはいえ、少量ずつ乗せて行けば、周囲に馴染みやすく失敗も最小限にできるでしょう。
化粧下地だけでカバーするのではなく、ファンデーションやフェイスパウダーも合わせたベースメイク全体で行います。 それを忘れてひとつのアイテムだけで隠そうとすると、浮きやすくまたメイク崩れもしやすくなるんですよ。