夜にも使える化粧下地を見極める|化粧下地の口コミランキング

夜にも使える化粧下地を見極める

化粧下地の中には、夜にも使えると記載されている製品があります。 特にスキンケア用品の中で、下地にも使えるタイプのものに多いですね。 果たして本当に使っても大丈夫なのでしょうか。

 

化粧下地の機能面から考えていくとわかりやすいでしょう。 まずコントロールカラーとしての機能は寝る前には不要です。 せっかくメイクを落としたのに、また付けたのでは肌の負担となってしまいます。

 

寝ている間は肌を休ませる時間としたいので、コントロールカラー機能は不要です。 また寝具に色が付いてしまうという問題点もあります。 このタイプの下地は夜には使えないですし、使いたいとも思わないでしょう。

 

また紫外線から肌を守る日焼け止めとしての機能も不要となります。 紫外線吸収剤は夜間には働かないので、必要以上の肌への負担にはなりません。 それでも肌への異物ですから、影響がゼロというわけではないのです。

 

さらに紫外線散乱剤は、成分自体が皮脂や水分を吸収する働きがある成分が多いのです。 スキンケアのつもりでつけても、逆に肌を乾燥させてしまう結果になりかねません。

 

つまり、この二つの機能がないタイプの化粧下地なら夜に使える可能性があるのです。 昼間だけでなく使いたい理由は、主にスキンケアとしての役割ではないでしょうか。 ですから、余分な機能を捨て去るつもりで下地を選んでください。

 

残る機能としては、肌を整えてファンデーションが均一につきやすくなるというのがあります。 肌を整えるためには、まず化粧下地で膜を作ってあげなければいけません。 スキンケアとして見ると、水分を閉じ込めて逃がさない保湿機能というわけですね。

 

膜を作るのではなく、肌に十分な水分を与えることで肌理を整えてあげる下地もあります。 スキンケア機能が高く保水成分がある下地にこの傾向がありますね。 スキンケアとしてたっぷり使い、肌を元気にしてあげてください。

 

寝る前のスキンケアとしてだけでなく、夜に出かける際の化粧下地が欲しい機会もあるでしょう。 この時は、日焼け止めとしての機能だけを捨てるようにしましょう。

 

昼間ほどわかりやすくはありませんが、それでも肌のムラや肌理はわかるものです。 コントロールカラーも使って、肌を綺麗に見せてくださいね。