色白の人が化粧下地を選ぶ際のポイント|化粧下地の口コミランキング

化粧下地にポリマーは必要か不要か

化粧品の成分が話題に出る際に、合成ポリマー配合のものは危険と言われていませんか。 肌につけるものは安全なものを選びたいという気持ちは当然です。 だけど、本当に悪いだけのものなんでしょうか。

 

合成ポリマーは、皮脂や汗を閉じ込める性質を持つ成分として化粧下地に使われています。 使わずに同じ機能を持たせようとするのは大変なんですよ。 肌への密着性をよくする役割を持つものもありますね。

 

密着性をよくすると言っても、皮膚をラップのように覆ってしまうような性質はありません。 皮膚呼吸ができないと敬遠する人もいるようですが、そもそも人は皮膚呼吸をしませんよ。

 

名前のイメージからプラスティックやビニールを想像してはいないでしょうか。 ですが実際は安全性が高い成分の一種で、肌トラブルを無理に引き起こすものではないのです。

 

ただしポリマー成分の中には、石鹸では落ちない性質を持ったものがあります。 水にも油にも溶け出さないために、クレンジングを使って落とさなければならないのです。

 

肌トラブルや元々の肌の性質が原因でダブル洗顔したくない場合は、避けた方がいいでしょう。 問題なく石鹸で落とせるポリマーも中には存在しますが、素人に見分けるのは難しくなります。 自分で試す、販売会社に問い合わせる、詳しい人に質問するなどの手間が必要になります。

 

最近ではメイクをお湯だけで落とせるようにする化粧下地があります。 実はこのお湯に反応する成分だってポリマーの一種なんです。 肌が弱いからと全面的に避けるのではなく、うまい付き合い方が必要だと考えさせられる例ですね。

 

また、どんな成分にも言えることですがポリマーが肌に合わない人がいます。 特に肌が敏感な季節、調子が悪いときは合わない成分に反応しやすい時期です。

 

肌に合わないのではなく、皮膚についたときの感触が合わない場合もありますね。 これは純粋に趣味の問題なので、自分の嫌いな成分は避けて当然でしょう。 化粧下地に限らず成分に反応するような人は、ある程度使用成分に詳しくなっておきましょう。

 

肌に合わない成分を知れば、調子が悪いときに避ける、常に買わないよう心がけるといった工夫ができます。 日頃から注意していれば、なんとなく自分に合わない成分は理解できるようになりますよ。